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声届くまで

被爆74年夏/上 核廃絶、苦悩から一歩 署名の高校生にネットで批判

核兵器廃絶を求める署名活動で街頭に立つ田平彩乃さん(中央)=長崎駅で2019年6月13日、田中韻撮影

 「意識高い系と思われたら嫌だ」。5月15日、今年の高校生平和大使の一人に選ばれ、長崎市役所で就任記者会見に出席した長崎北陽台高2年、田平彩乃(あやの)さん(16)=同市=から、意外な言葉が飛び出した。

 祖母が被爆した。昨年5月から核兵器廃絶を求める「高校生1万人署名活動」で街頭に立ってきた。「自己満足じゃない?」。インターネット上にあふれる活動への書き込みにショックを受けた。同級生に活動を批判されたことはない。だが、どう見られているか気になり、平和を語り合ったことはない。

 米軍による核攻撃を受けたあの日から74年がたつ。核廃絶への機運は高まっているのか。

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