メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • 政治プレミア
  • 経済プレミア
  • 医療プレミア
  • トクトクプレミア
ストーリー

ベトナム、戦乱で故郷と米に(その1) 空白埋める母娘の愛

 「選択肢はなかった」。ベトナム・ホーチミン(旧サイゴン)の空港に近いホテル裏で7月、ベトナム女性のマイ・ティ・サムさん(70)は険しい表情で44年前を振り返った。米国から訪れた娘リー・ニューン・ウィリアムズさん(49)が、手をつないで寄り添う。

 ベトナム戦争末期の1975年4月末、米国の支援を受けた南ベトナム政府の首都サイゴンに陥落が迫っていた。サムさんは、当時5歳のリーさんと3歳の妹とここにいた。姉妹の父である米国人パイロットは3カ月前に自殺した。サムさんは、娘たちだけを米国に脱出させようと考えた。

 夫の親友で同僚パイロットの指示を受け、ホテル裏口に駆けつけた。ロケット弾の砲撃音が響いていた。「米…

この記事は有料記事です。

残り443文字(全文747文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「突然画像が表示されて」「自分は特定されているのか」エアドロップ痴漢 被害女性、パニックに

  2. 支え合う「移民時代」 すでに永住資格を持つ人が100万人 「ニッポン複雑紀行」編集長、望月優大さん

  3. 陸自試験で集団カンニング、45人停職 教官漏えい、写真撮りスマホで同僚に拡散

  4. 「前の車が遅く、運転妨害された」あおり運転 容疑の男供述 茨城

  5. 韓流パラダイム 文大統領は「盗っ人たけだけしい」と言ったのか プロ通訳と読み解いた

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです