中国の張軍国連大使は2日、米ニューヨークの国連本部でロイター通信などと会見し、米中貿易摩擦について「米国が対話を望むなら我々は対話をする。もし米国が戦いたいなら、我々も戦う」と語った。その上で、北朝鮮核問題での米中の協力に関して「一方で協力を求めながら、他方で相手の利益を損なうというのは想像できない」と述べ、貿易摩擦が影響する可能性を示唆した。
中国の外務次官補を務めた張氏は7月30日に着任。北朝鮮の非核化について、張氏は「制裁を維持しながら、(北朝鮮に対し)最大限の要求もすることはできない」と述べ、制裁緩和も並行して進めるべきだとの考えを示した。一方で「中国は責任ある方法で安保理決議による制裁を履行している」と強調し、中国が制裁逃れを黙認しているとの見方を改めて否定した。
この記事は有料記事です。
残り133文字(全文475文字)
毎時01分更新
日本と韓国は、葛藤を乗り越えられないまま、2021年の歩み…
新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の再発令を受け、…
終息が見えない新型コロナウイルスについて、菅義偉首相ら政府…