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中島岳志・評 『左派ポピュリズムのために』=シャンタル・ムフ著、山本圭・塩田潤・訳

 (明石書店・2592円)

政治のアリーナ回復目指す

 参議院選挙で躍進したれいわ新選組について、「左派ポピュリズム」という分析が多く見られる。これに対して、支持者の一部が強く反発している。

 背景には「ポピュリズム」という言葉が「大衆迎合主義」と訳され、否定的な文脈で使用されてきたことがある。しかし、「左派ポピュリズム」の提唱者たちにとって、この概念はデモクラシーを民衆の手に取り戻すポジティブなものである。

 代表者はベルギー生まれの政治学者シャンタル・ムフ。彼女は、1980年代以降の新自由主義が席巻した現…

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