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伊東光晴・評 『超不確実性時代のWTO』=深作喜一郎・著

 (勁草書房・3780円)

大国の横暴がもたらす混迷

 力作である。トランプ米大統領の登場とイギリスのEU離脱交渉の開始で、世界は超不確実性の時代に入った、という言葉から本書ははじまる。混迷の時代へである。米中は貿易戦争を展開し、新しい冷戦時代ともいわれている。

 こうした中で、戦後の貿易秩序をつくってきたものは、ガット(関税及び貿易に関する一般協定)からWTO(世界貿易機関)に引きつがれてきた。本書は、このWTOの内部までも明らかにした他に例のない本である。

 ガット、WTOの体制とは何か。私は次の三つであると考えている。

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