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岩間陽子・評 『中国の領土紛争 武力行使と妥協の論理』=テイラー・フレイヴェル著、松田康博・監訳

 (勁草書房・6912円)

協調とエスカレーションの決定要因を分析

 こういう本が必要だと思っていた。自己主張を強め続けている中国は、世界の様々なところで軋轢(あつれき)を生じさせている。ひと昔前までは、経済発展と共に民主化を期待する向きも多かったが、最近は様子が変わってきている。昨日までの「パンダハガー(親中派)」が対中タカ派に変わることも多い。しかし、極端から極端へ振れるのではなく、正確な情報と冷静な分析に基づいた対応が必要である。領土問題では、一体中国はどのような行動を取るのか。

 本書は、一九四九年から二〇〇五年の間に起こった中国の領土紛争を体系的に分析している。全二三件の紛争…

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