あいちトリエンナーレ

わずか3日、少女像の展示中止 津田監督「表現の自由後退、自分の責任」 知事「脅迫受け安全考慮」

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「表現の不自由展・その後」コーナーで、大勢の来場者が鑑賞する「平和の少女像」=名古屋市東区の愛知芸術文化センターで2019年8月3日午後1時26分、山田泰生撮影
「表現の不自由展・その後」コーナーで、大勢の来場者が鑑賞する「平和の少女像」=名古屋市東区の愛知芸術文化センターで2019年8月3日午後1時26分、山田泰生撮影

 名古屋市などで開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、従軍慰安婦を題材とする韓国人作家の「平和の少女像」が出品され、同市の河村たかし市長が撤去を要請していた問題で、主催する実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事は3日記者会見し、像を展示していた「表現の不自由展・その後」コーナーを同日限りで打ち切ると発表した。多数の抗議を受け関係者や観客の安全を考慮したといい、同コーナーは1日の開幕から3日間で中止に追い込まれた。【竹田直人、野村阿悠子】

 大村知事は中止の理由について「観覧者に安心、安全で楽しく見学してもらうため判断した」と説明した。像の展示について、県には2日までに計約1400件の抗議の電話やメールが寄せられた。脅迫的な内容のものも多く、2日朝には「ガソリン携行缶を持って行く」などと京都アニメーションの放火殺人事件をほうふつとさせるファクスも届いた。実行委は県警などにも相談したが、差出人は不明という。

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