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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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母に突き刺さるガラス「もう二度と」 張本勲さん姉、広島で被爆初証言

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涙ながらに被爆体験を語る小林愛子さん=広島市中区で2019年8月4日午後2時31分、山田尚弘撮影
涙ながらに被爆体験を語る小林愛子さん=広島市中区で2019年8月4日午後2時31分、山田尚弘撮影

 「あの恐ろしくて悲しい戦争と原爆の被害を二度と繰り返してはいけないんです」。野球評論家の張本勲さん(79)の姉で、張本さんと共に広島市で被爆した小林愛子さん(81)=兵庫県加古川市=が4日、初めて古里で74年前の被爆体験を語った。ライブハウスであった催しには若者を中心に約120人が集まり、核を憎み平和を願う訴えに耳を傾けた。

 1945年8月6日午前8時15分、当時7歳だった小林さんは、5歳だった張本さんと母と3人で、爆心地の東2・3キロにある自宅にいた。ドーンというごう音と真っ赤な閃光(せんこう)と共に家は衝撃で崩れ、2人の子をかばった母の全身にガラス片が突き刺さった。勤労動員で市内にいた長姉は、全身やけどで亡くなった。

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【広島・長崎原爆】

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