舞踊

Noism 15周年記念公演 同じ釜の飯を食うことの意味=評・斉藤希史子

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 金森穣率いる舞踊団Noism(ノイズム)の設立15周年記念公演が、本拠の新潟市と東京で開かれた。昨春初演され毎日芸術賞を受けた「ミラーリング・メモリーズ--それは尊き光のごとく」と、新作「フラトレス1」の2本立て。日本で唯一の公設劇場専属舞踊団として気を吐いてきたノイズムの節目を象徴する公演となった。

 ダンサーを志して渡欧し、巨匠モーリス・ベジャールに創作の才を見いだされた金森。「ミラーリング……」は恩師亡き後10年間の自作のコラージュで、再演にあたり1場が追加された。舞台には12枚のマジックミラーが張られた弓形の装置。それらが万華鏡のように動いて場面を転換する。全てをつなぐ黒衣たちの存在が新たな物語を立ち上がらせた。

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