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長崎原爆の日

歌と語りで「広島・長崎」伝え 被爆者モデルの映画も 川崎で9日 /神奈川

中村里美さんと伊藤茂利さんのライブ「いのちの音色」の様子=ミューズの里提供

 長崎への原爆投下から74年になる8月9日、川崎市中原区のエポック中原で、歌と語りでヒロシマ・ナガサキを伝える「いのちの音色」と題するライブが開かれる。ライブの後には、広島の原爆の語り部で2011年に87歳で亡くなった沼田鈴子さんをモデルにした映画「アオギリにたくして」の上映もある。

 「いのちの音色」はシンガー・ソングライターで映画プロデューサーの中村里美さん(55)とギタリストで作曲家の伊藤茂利さん(65)が08年8月6日から1000回を目指して始めたライブ活動。ヒロシマ、ナガサキの被爆者の手記の朗読やトークを交え、愛や平和をテーマにしたオリジナル曲を演奏し、全国を回っている。

 「アオギリにたくして」は、中村さんが初めてプロデュースした作品だ。モデルとした沼田さんは22歳の時に勤務先の広島逓信局で被爆し、左脚を失った。婚約者も戦死し、自殺することばかり考えていた時、逓信局の中庭のアオギリが原爆の熱線にえぐられた幹に新芽をつけているのを見て、生きる勇気を得た。その後、教員として働き、退職後、広島・平和記念公園に移植された被爆アオギリの下で、修学旅行生らに体験を語った。

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