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九州新幹線・長崎ルート(博多―長崎)で佐賀県内を通る未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)を巡り、与党プロジェクトチーム検討委員会は5日、建設中の区間と同じフル規格で整備すると決めた。営業主体となるJR九州や国土交通省と協議し、ルート選定を含めて同県の意向を反映する方針だが、建設費の大幅負担増などから反対する同県との調整は難航が予想される。検討委は6日、佐賀、長崎両県関係者に伝達する。
検討委は東京で非公開であった。関係者によると、建設費、整備期間、採算性、新大阪までの直通運転による経済効果などを総合判断し、在来線の線路を一部利用するミニ新幹線ではなく、線路を新造するフル規格を選んだ。未着工区間を長崎県とJR九州も支持するフル規格で整備する場合の費用を国交省は約6200億円と試算する。
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