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あした元気になあれ

赤ちゃんの耳を守りたい=小国綾子

おなかの赤ちゃんの耳は、五感の中で唯一、母親の外の世界に開かれている=下桐実雅子撮影

 今回は、赤ちゃんの耳の話。

 耳、といえば堀口大学の訳で有名なジャン・コクトーの詩が思い浮かぶ。<私の耳は貝の殻 海の響きを懐かしむ>。この詩の「海」という言葉に母親の羊水を連想してしまうのは、たぶん三好達治の詩「郷愁」のせいだ。

 <海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる。そして母よ、仏蘭西(フランス)人の言葉では、あなたの中に海がある>。フランス語で「母」はmere、「海」はmer。二つの詩を通して、「耳」と「海」と「母」は私の心の中で、どこか地続きの存在なのだ。

 赤ちゃんの聴覚と、妊娠中の母親がパートナーから暴言・暴力を受けることとの関係を調べた調査がある。元…

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