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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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広島原爆の日

きょう 戦争の記憶、受け継いで 改憲に危惧、若者の無関心さ嘆く 岡山市被爆者会・平末前会長 /岡山

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岡山市原爆被爆者会の平末豊前会長=岡山市北区駅元町で、林田奈々撮影
岡山市原爆被爆者会の平末豊前会長=岡山市北区駅元町で、林田奈々撮影

 6日は広島原爆の日。終戦から74年が過ぎ、戦争の記憶を伝えてきた被爆当事者の高齢化は深刻だ。県によると、被爆者健康手帳を持つ県内在住者の平均年齢は今年3月末時点で84・1歳。昨年度の1年間に107人が亡くなったという。岡山市原爆被爆者会の会長を約15年間務めた平末豊さん(88)は今年5月をもって会長職を退き、活動に区切りをつけた。だが、心安らぐ気持ちにはなれない。戦争の記憶が忘れ去られようとしているのではないかと、もどかしい思いを抱えている。【林田奈々】

 平末さんは広島県三次市出身。旧鉄道省に勤務し、14歳の時に爆心地から約2キロの駅構内で被爆した。24歳で岡山に転勤したことで、原爆投下直後に岡山からも多くの鉄道員が救援作業に入り、被爆していたことを知った。自身の体験を話しながら、手帳取得を助けた。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の一員として60年以上活動し、現在も各地の学校で被爆体験を語り伝えている。

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【広島・長崎原爆】

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