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余録

「肩から力が抜けて、ようやくゴルフも…

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 「肩から力が抜けて、ようやくゴルフも人生も一人前」。これは20世紀前半に全米女子選手権を6度制した女子ゴルファー、グレナ・コレットの言葉だ。そのゴルフ史上の名声は強さだけによるものではない▲ハリウッドから勧誘された美貌もさることながら、一緒にプレーしたライバル女子を魅了したのは品格ある立ち振る舞いだった。「(ゴルフの)問題はその人柄が丸見えになること。優雅なマナーこそがプレーの質以上に必要です」▲その魅力のほどは自分の娘にグレナと名づけるライバル選手が相次いだので知れよう。19歳で全米を初制覇した彼女はゴルフの女性への普及に大きな役割を果たし、数多くの名言を残して球聖ボビー・ジョーンズの女性版といわれた▲さて、こちらはメジャー大会日本人2人目、実に42年ぶりの栄冠を前にしながら肩の力をみごとに抜いていた20歳の偉業達成である。プロ実質1年目、海外大会初出場という渋野日向子(しぶの・ひなこ)選手が果たした全英女子オープンの優勝だった▲「何で私が優勝を」。コメントの示す通り、その立ち振る舞いはどんな国の人の心もとらえる天真らんまんである。終始笑顔でギャラリーともハイタッチ、「スマイルシンデレラのおとぎ話のような結末」と現地のメディアも祝福した▲少女時代からマナーを重んじる指導を受け、笑顔はそのたまものという渋野選手だ。とかく意地悪なゴルフの神様も、人を魅了するキャラクターにはゴルフの魅力を世に知らしめる特別な使命を託すらしい。

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