核保有国間の緊張懸念 「核使用防ぐ唯一の保証は廃絶」 国連事務総長
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「原爆の日」を迎えた6日、平和記念公園(広島市中区)であった平和記念式典で、国連の中満泉軍縮担当上級代表が代読したグテレス国連事務総長のメッセージの全文は次の通り。↵
◇ ◇
74年前の今日、原子爆弾の爆発で亡くなられた方々、また被爆の影響によって命を失った多くの方々に謹んで哀悼の意をささげ、今もその影響に苦しんでいるたくさんの方々に心から敬意を表し、お見舞い申し上げます。
1945年8月6日の壊滅的な出来事は、核兵器が決して再び使用されないようにするための世界的な努力を引き起こしました。勇敢な生存者である被爆者に導かれ、広島と長崎の人々はその先頭に立ち続けてこられました。核戦争がもたらす人的代償がいかに大きいものかを私たちに思い出させてくれる彼らの勇気と道義的リーダーシップに、世界は感謝の念に堪えません。
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