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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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チェルノブイリ被害の女性 原爆ドーム前で弾き語り「世界が家族になるように」

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演奏後、ウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」を手に話をするカテリーナ・グジーさん=広島市中区の平和記念公園で2019年8月6日午後3時10分、平川義之撮影
演奏後、ウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」を手に話をするカテリーナ・グジーさん=広島市中区の平和記念公園で2019年8月6日午後3時10分、平川義之撮影

 1986年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故で故郷を追われたウクライナ出身の音楽家、カテリーナ・グジーさん(33)=東京都三鷹市=が6日、広島市中区の原爆ドーム前で開かれた演奏会に出演し、民族楽器のバンドゥーラで弾き語りをした。「自分も古里を失い、多くの友人を失った。世界が人種に関係なく一つの家族になるように」。郷里への思いと平和への願いを込め、4曲を披露した。

 カテリーナさんは事故の1カ月前に原発から約2・5キロ離れたプリピャチ市内の家に生まれ、ソ連政府が用意した大都市のアパートに移住した。小学校では被ばく児童だけに配られたバナナなどが同級生のねたみを買い、郷里の知人らが亡くなったと聞いては健康診断に行くのを恐れた。

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【広島・長崎原爆】

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