メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • 政治プレミア
  • 経済プレミア
  • 医療プレミア
  • トクトクプレミア
【おわび】各お申し込みフォームが不具合のため停止しています。しばらくお待ちください
大岡信と戦後日本

/16 草月アートセンター 60年代前衛芸術の実験場で

ジョン・ケージ氏=AP

 1960年6月、あの安保反対闘争の高揚のさなかに発行された小雑誌へ寄せた短文に、大岡信はある詩の一節を引いている。

 <ぼくには計画もないし/日付けもない/だれと会う約束もない//だからぼくは気のすむまで探検する/魂と都市を>

 米国のビート世代を代表する作家ジャック・ケルアック(22~69年)が前年出版した詩集『メキシコ・シティ・ブルース』から、大岡が訳したものだ。「ケルアックのジャズ・ポエム」と題する紹介文には「計242篇(へん)の<コーラス>を集めた異色の詩」とある。ビートは米国の60年代カウンターカルチャーの先駆けとなり、日本の同時代の若者文化にも影響を与えた。

 この雑誌は『SAC』4号。60年3月に創刊された草月アートセンター(略称SAC)の会報である。草月…

この記事は有料記事です。

残り1698文字(全文2035文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 杉田水脈議員の「住所さらし」ツイートは間違いだった 「扇動」責任の行方は

  2. 韓流パラダイム 文大統領が沈黙を続ける 2005年に下した徴用工問題巡る外交判断

  3. 県内最高齢 112歳、内山さんが死去 長崎市 /長崎

  4. やじ相手に3歳長男を投げつけ容疑 阪神ファン書類送検

  5. 「和牛」実は交雑種…兵庫の焼肉店 卸元が偽装か、告訴検討

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです