東日本大震災

福島第1原発事故 栃木県塩谷町の見形町長、福島に絶えず目を向け 県内5回訪問「風化させない」 /福島

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メモを取りながら原発事故被災地からの報告に耳を傾ける栃木県塩谷町の見形和久町長(中央)=福島市内のホテルで
メモを取りながら原発事故被災地からの報告に耳を傾ける栃木県塩谷町の見形和久町長(中央)=福島市内のホテルで

指定廃棄物発言で批判

 福島市内で先月開催された東京電力福島第1原発事故後の県内の状況を伝える「福島を忘れない!全国シンポジウム」の聴衆の中に、事故に伴う指定廃棄物の栃木県の処分場候補地となっている塩谷町の見形和久町長(66)の姿があった。見形町長は2014年、廃棄物の「福島第1原発周辺での集中管理」を提案したことで批判を受けたが、原発被災地に関心を絶やさず、「自分の目で確かめたい」と定期的に足を運び続けている。【高橋隆輔】

 指定廃棄物について国は、福島、栃木など保管する5県の各県内で処分する方針をとる。栃木県では一度決まった候補地を選定し直し、県内でもっとも人口の少ない同町が候補地になった。町では激しい反対運動が起き、先頭に立つ見形町長は「方向性を示さずただ反対するわけにはいかない」として、批判を覚悟した上で「汚染度合いの高い地域で集中管理して拡散を防ぐのが国際的な流れ」と主張した。

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