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平和をたずねて

昭和の戦争を語る/31 「純真」な反乱将校たち=広岩近広 /大阪

 近代日本の転換点といわれる「2・26事件」(1936年)の動機の一つに、「農村の疲弊問題」があげられる。ソ連のスパイ・ゾルゲは論考で、何の対策もとれない政党政治を憂慮した青年将校が、国家改造を訴えて行動を起こす、と予言していた。

 そうして青年将校の「純真性」が生まれたのだが、しかし反乱軍が陸相に突きつけた8項目の「要望事項」に、農村問題などはみられない。反対派を名指しして、<即時逮捕>や<即時罷免>を要求している。藤原彰著「日本軍事史 上巻 戦前編」(日本評論社)は<かれらの運動は矮小(わいしょう)化し、目標はせばめられていた>と記したうえで、「2・26事件」の引き金を、次のように解説する。

 <一九三六年三月に予定されていた第一師団の満州移駐であった。(略)第一師団は皇道派青年将校の拠点と…

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