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性と感染症

性行為によってウイルスや細菌などに感染する「性感染症」。感染に気づかずに放っておくと、病気が進行して重大な合併症や不妊を引き起こしかねない。治療をしないと、パートナーにうつし、うつされることも。そこで、「性と感染症」を巡る最新事情を紹介する。

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/3 クラミジア、不妊の恐れ

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性器クラミジア感染症の年齢別報告数
性器クラミジア感染症の年齢別報告数

 <くらしナビ 医療・健康>

 性感染症の中で最も患者が多いのが「性器クラミジア感染症」だ。若い世代に特に多い性器クラミジア感染症は症状が出ないことが多く、感染に気づかないまま悪化すると、男女ともに不妊につながる恐れがある。「性と感染症」の3回目は最も身近な性器クラミジア感染症について取り上げる。

 ●多くが症状なし

 東京・新宿駅近くのビルに構える性感染症専門の「プライベートケアクリニック東京」。7月上旬、20代の女性が検査のため来院した。パートナーから「クラミジアになった」と報告を受けたという。自覚症状は全くなかったが、結果は「陽性」。性器だけでなく、のどにも感染していたため、抗生物質による治療を始めた。同クリニック院長の尾上泰彦医師は「治ったかどうか確認するために、2週間後に来てね」と女性患者を送り出した…

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