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奇跡の傍らで

増える帝王切開 「ワープ航法」今も難手術=荻田和秀・りんくう総合医療センター産科医

帝王切開には多量出血や感染などさまざまなリスクがある マンガ「コウノドリ」(C)鈴ノ木ユウ/講談社

 100万人を割り込んで減少傾向にある日本の分娩(ぶんべん)(出産)数ですが、帝王切開で生まれる子どもの数はむしろ増加しています。今や全国で生まれる新生児のうち、ざっと4人に1人が帝王切開です。海外では帝王切開率が分娩の半数に達しつつある国もあり、今や「下から産みますか(経膣(けいちつ)分娩)、上から産みますか(帝王切開)」という時代になってきた感があります。

 皆さんは帝王切開という奇妙な名前の手術についてどこまでご存じでしょうか。「帝王切開」という名称からローマ時代からある手技だと思っている方もいますが、半分は本当です。ローマ時代には遺児法(lex caesarea)という法律があり、妊婦が亡くなったら埋葬する前に胎児を子宮から取り出してから埋葬するよう定めていました。日本語の帝王切開はドイツ語からの翻訳ですが、この法律の「caesarea」に由来す…

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