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無罪判決の波紋~性と司法・私の考え

性と司法 もっと裁判の公開を 趙誠峰弁護士

取材に答える趙誠峰弁護士=東京都千代田区で2019年6月14日、中川聡子撮影

 性犯罪事件の無罪判決が相次いだ時、趙誠峰弁護士は「判決が公開されない現状で正しい議論ができるのか」と問題提起した。諸外国に比べ、日本は裁判手続きや判決公開に消極的だ。「市民による裁判監視ができない中で、刑法改正を議論することは危険だ」と指摘する。【中川聡子/統合デジタル取材センター】

不十分な判決の公開

 憲法82条には「裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行う」とあり、裁判は公開で行うことが規定されています。被告には公開裁判を受ける権利が保障されています。市民みんなで裁判を監視して、間違った裁判が行われていないかチェックしようというのが、裁判公開の基本的な考え方です。

 裁判公開は「誰でも傍聴できる」という意味だけではなく、誰でも容易に裁判資料にアクセスできるという意…

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中川聡子

2006年入社。千葉支局、東京・社会部、生活報道部を経て、統合デジタル取材センター。生活報道部では、社会に根強く残る性差別を追った年間連載「ガラスの天井」取材班として、16年貧困ジャーナリズム賞。ジェンダーや家族、差別に関わる問題を中心に取材を続けている。

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