最初が「壬生義士伝」。浅田次郎の映画化もされた同名小説を原作に石田昌也が脚本・演出を担当。
幕末の南部藩の下級武士、吉村貫一郎(望海風斗)は、貧しさゆえに脱藩して京都の新選組に入り、国に残した妻子に仕送りを続ける。
貫一郎は幕末から明治維新の動乱の世を、ひたすら家族のために生きようとした素朴で心優しく、それでいて筋の通った、後には新選組の「良心」と呼ばれるような隊士に造形されている。
貫一郎は剣の達人ではあるが、藩内に生かせる場はなく、新選組に活路を求めた。控えめで穏やかな風情から…
この記事は有料記事です。
残り536文字(全文780文字)
毎時01分更新
<1面からつづく> ◇ソフトターゲット、どう守る 東京五輪…
「親になろうとして、ごめんなさい」。東京都目黒区で2018…
アフリカの深刻な食糧問題の解決に、化学の実験によって作った…