寺の掲示板

標語「ナムい」 SNSで脚光

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話題となった願蓮寺の掲示板。「お寺の掲示板大賞2018」の大賞を受賞した=中田絢子さん撮影
話題となった願蓮寺の掲示板。「お寺の掲示板大賞2018」の大賞を受賞した=中田絢子さん撮影

 寺院の門前に掲げられた掲示板の「標語」が注目を集めている。短い言葉で仏の教えを表現し、生き方を問いかけるような深い内容のものも多い。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使ったコンテストも開催され、心に響くフレーズを生み出そうと僧侶らも工夫を凝らしている。【花澤茂人】

 「おまえも死ぬぞ 釈尊」。衝撃的な標語の写真が昨夏、ネット上で話題となった。公益財団法人「仏教伝道協会」(東京都)が開催した「輝け! お寺の掲示板大賞」に投稿されたもの。岐阜県郡上市にある真宗大谷派・願蓮寺の掲示板で、誰もが避けることのできない死から目をそらさず、今を生きる命の輝きを感じよ、というメッセージだ。

 「掲示板大賞」は、標語が書かれた掲示板の写真にコメントを添えてツイッターかインスタグラムに投稿する企画。誰でも参加でき、協会職員らが標語のありがたさ、ユニークさなどによって賞を決める。企画した浄土真宗本願寺派僧侶の江田智昭さん(43)は「檀信徒(だんしんと)ではない人も目にする掲示板はお寺の『窓』。お寺離れが進むと言われる中、その役割は大きくなっている」と狙いを振り返る。

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