エスパー米国防長官

来日 有志連合協力要請 岩屋防衛相「総合的に判断」

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 岩屋毅防衛相は7日、来日しているエスパー米国防長官と防衛省で会談した。エスパー氏は米国が主導する中東ホルムズ海峡などでの民間船舶の航行の安全確保に向けた有志連合構想について説明し、日本の協力を要請した。岩屋氏は「政府全体で総合的に判断していきたい」と述べ、慎重に検討する方針を伝えた。

 日米防衛相会談は、エスパー氏が7月に国防長官に就任してから初めて。会談は約1時間10分に及んだ。政府関係者によると、有志連合構想を巡ってエスパー氏は「航行の安全に協力してほしい」と話したという。岩屋氏は「原油の安定供給の確保、同盟国の米国との関係、イランとのこれまでの友好関係といったさまざまな角度から検討する」と述べた。

 エスパー氏は会談の冒頭、国際法の順守や航行の自由などの面で「中国が逆行する行動をしている」と指摘。貿易や為替操作国認定などで中国と対立を深める中、「経済的な威圧、知的財産の窃盗、環境の破壊という中国の行動は地域を不安定化させる」と強い表現で非難した。

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