淡水真珠、輝き戻ったが…養殖復活実験に幕 採算面で壁 滋賀・平湖

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イケチョウガイを開き、最後の玉出しをする滋賀県草津市の橋川渉市長(左)ら=草津市志那町で2019年7月20日午前9時31分、礒野健一撮影
イケチョウガイを開き、最後の玉出しをする滋賀県草津市の橋川渉市長(左)ら=草津市志那町で2019年7月20日午前9時31分、礒野健一撮影

 滋賀県草津市は琵琶湖の内湖の一つ「平湖(ひらこ)」(同市志那町)で2012年度から続けてきた「淡水真珠」の養殖実験を、今年度で終了する方針を決めた。淡水真珠の一大拠点だった平湖での養殖は、水質の悪化や外国産の安価な真珠の台頭などで衰退。水質環境の改善と産地復活を目指してきたが、採算面をクリアすることができず、幕を閉じることになった。

 真珠の養殖はアコヤガイを母貝に使うのが一般的だが、琵琶湖での淡水養殖真珠は、琵琶湖の固有種「イケチョウガイ」を母貝にする。イケチョウガイは淡水の貝では国内最大級で、30センチほどになるものもあるという。一般的な真珠は白くて丸い玉が定番だが、琵琶湖の淡水真珠は形がさまざまで、色も白のほか、ピンクやオレンジ、紫などもある。

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