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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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8・9に長崎被爆体験記朗読 福岡でラジオ番組15年 「ピースウェーブ天神フロムナガサキ」

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「8月9日を思い出してもらうきっかけになれば」と番組の意義を語る田中花木さん=福岡市で2019年8月5日午後5時56分、加藤小夜撮影
「8月9日を思い出してもらうきっかけになれば」と番組の意義を語る田中花木さん=福岡市で2019年8月5日午後5時56分、加藤小夜撮影

 9日の「長崎原爆の日」に合わせ、長崎の放送局経験がある元アナウンサーらが被爆体験記などを朗読する福岡市のFMラジオ特別番組「ピースウェーブ天神フロムナガサキ」が今夏、15年目を迎える。9日午前11時から25分間放送し、原爆投下時刻の午前11時2分には長崎の鐘の音で黙とうを呼びかける。

 特番は、被爆60年の2005年8月に始まった。元NBC長崎放送のアナウンサーで、マーケティング企画会社経営の田中花木(はなき)さん(49)は発足メンバーの一人。NBCでアナウンサーや制作の仕事を約8年続ける中で、被爆者の体験や半生を記録して放送するラジオ番組を担当し、涙したこともあった。

 退社して出身地の福岡市に戻ると、8月9日が何事もなく過ぎていった。「長崎では市民が仕事の手や歩みを止めて静かに祈るが、福岡では夏休みのただの一日のようだった。何かを発信する責任があると思った」。思いを同じくする長崎の民放経験者らと構想を練ったのがきっかけだ。

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【広島・長崎原爆】

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