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福島第1原発の処理水タンク「22年夏で満杯」 タンク増設のめど立たず

東京電力福島第1原発の敷地内に林立する貯蔵タンク=本社ヘリから藤井達也撮影

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 東京電力福島第1原発の汚染水を処理してタンクにたまり続けている処理水について、東電は8日、このまま増え続ければ2022年夏ごろに満杯になると明らかにした。現在、960基余りのタンクで約115万トン保管しているが、今後は増設できる場所が限られ、約137万トン分までしかタンクのめどが立っていないという。

 政府は9日、処理水の処分方法を議論する有識者小委員会を約7カ月半ぶりに開催。東電はこの見通しなどを示して、3年後には処理水の貯蔵量に限界が来る状況を説明する。

汚染処理水を保管するタンク=福島県大熊町の東京電力福島第1原発で、藤井達也撮影

 汚染水は、核燃料が溶けて構造物と混じり合った燃料デブリを冷やすことで生じる高濃度汚染水と、建屋に入る地下水などが混じることで、18年度の平均で1日約170トン発生。処理装置を通しても取り除けない放射性物質トリチウムなどが残った処理水を、7月18日時点で約115万トン保管している。

 東電によると、20年12月末まではタンクの増設を計画しているが、処理水はそれ以降も増え続ける見込み。

 東電は廃炉工程表で、21年に燃料デブリを取り出し始める計画を示している。使用済み核燃料プールから取り出した燃料を保管したり、デブリ取り出しの準備をしたりする新たな施設の用地も必要としており、これらに少なくとも約38万トン分のタンクの敷地に相当する約8万1000平方メートルを確保したいとした。

 こうした状況から、東電は今のタンクに代わり、別の保管方法を検討。地中タンクや海上タンクなどは、津波対策などを考慮するといずれも現実的でないと結論づけた。原発の敷地外での保管は、受け入れ先の自治体の理解や安全な移送手段の確保が必要になるという。

 東電福島第1廃炉推進カンパニー廃炉推進室の松本純一室長は「処理水の保管を続けた場合、廃炉に必要な施設が設置できない」と話した。【岩間理紀】

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