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高い放射線量、ロボットも相次ぐトラブル さまざまな状態のデブリも課題

燃料デブリ試験的取り出し用装置の試作機。先端部のブラシで採取する=国際廃炉研究開発機構・三菱重工業提供

 東京電力福島第1原発の廃炉作業を支援する原子力損害賠償・廃炉等支援機構は8日、2019年版の廃炉戦略プランの概要を発表した。

 原子炉格納容器内の放射線量は極めて高く、人が作業をできる環境ではない。狭い所で燃料デブリの塊を切ったり削ったりするには遠隔操作できる新たなロボットが必要になってくる。そのロボットも放射線の影響を受けるため、順調に作動させるのは困難を極める。トラブルなくデブリを取り出すには、慎重な計画が欠かせない。

 「(東電が6回目の調査でデブリに)触れたことは大きいが、まだ序盤戦。今後の『戦い』がどう予想されるかを申し上げるのは、技術的に正確(な内容)ではないと思う」。原子力規制委員会の更田豊志委員長は、初めての接触調査があった2月の記者会見で、見通しについて慎重な姿勢を崩さなかった。

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