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全日本クラブカップバレー

6人制女子 きょう開幕 リガーレ仙台初出場 Vリーグ参入へ優勝を /宮城

実戦形式の練習中の佐藤あり紗選手(中央)らリガーレ仙台の選手たち=宮城県富谷市の富谷スポーツセンターで

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 <デサント協賛>

    佐藤主将「地元の応援に応える」

     第39回全日本6人制バレーボールクラブカップ女子選手権大会(毎日新聞社・日本バレーボール協会・日本クラブバレーボール連盟主催、デサントジャパン協賛)が9日、福井市で開幕する。昨年結成されたばかりのクラブチーム「リガーレ仙台」=仙台市=は「Vリーグ参入」という目標のため、五輪出場の経験を持つ主将の佐藤あり紗選手(29)を中心に初出場で初優勝を目指し、練習に取り組んでいる。【滝沢一誠】

     チームの設立からちょうど1年を迎えた8月7日の午後6時、富谷市の富谷スポーツセンターにリガーレの選手12人が集まった。この日の練習は3時間弱。選手の多くは日中の勤務を終えてから来る。

     練習に注力できる実業団とは全く違った環境。「練習時間も限られている」と、元日本代表の佐藤選手は話す。だが、選手たちは限られた練習時間を有効に使い、紅白戦などで汗を流す。Vリーグ参入のためには、クラブカップなどの全国大会で好成績を収める必要があるからだ。

     佐藤選手は仙台市出身。いずれも強豪校の古川学園高、東北福祉大を経て、実業団の日立リヴァーレ=茨城県ひたちなか市=に入団。2016年リオデジャネイロ五輪にも出場した。

     全国や世界の舞台に立ち続けたが、18年に日立リヴァーレを退団し、仙台に帰郷。すると、高校時代の恩師、岡崎典生監督から仙台で発足する新チームへの加入を勧められた。「大学を卒業した時、いつかはまた仙台でプレーしたいという思いがあった」ことから、新チーム・リガーレ仙台への入団を決意した。

     チームでは主将を担い、守備専門のポジション「リベロ」としてコート全体を見渡す役割を果たす。船崎恵視監督は「バレーに対してまじめだが、後輩選手にも近い距離で接してくれる」と、副主将の荻野雅子選手(26)は「プレー面で手本となる存在」と語る。一方、コートの外ではプロ野球・楽天の始球式や、県警の「みやぎ交通安全広報大使」に就任するなど、積極的に広報にも取り組む。

      ◇   ◇

     仙台市には11年から「仙台ベルフィーユ」が発足し、Vリーグに参戦していた。しかし、経営難のため17年に解散。リガーレは荻野選手などベルフィーユの選手・スタッフが中心となって18年に設立された。発足時の選手は、佐藤選手や荻野選手など、わずか3人だった。

     チームは6月、初の公式戦となるクラブカップの県予選会に臨み、全2試合をストレート勝ち。初出場で初優勝を飾った。全国大会の出場ももちろん初。だが、選手も監督も口をそろえて「目標は優勝」と断言する。そして、2020年秋にVリーグ入りを見据えている。

     リガーレは一つの企業が所有する実業団とは異なり、多数の地元企業がスポンサーとして運営を支えている。佐藤選手は「いろいろな会社や人がチームをサポートしてくれる。結果を出すことで応援に応えたい」と意気込む。「リガーレ初の全国大会。試合を見てもらって、魅力を知ってほしい」

      ◇   ◇

     大会には県勢からリガーレ仙台のほか、尚絅学院大クラブ、宮城クラブの計3チームが出場する。福井県営体育館など2会場で10日に予選グループ戦があり、勝ち抜けば11日からの決勝トーナメントに進出する。

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