訃報

三井義広さん 67歳=弁護士 /静岡

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毎日新聞のインタビューに答える三井義広弁護士(2012年5月撮影)
毎日新聞のインタビューに答える三井義広弁護士(2012年5月撮影)

浜松暴追運動に尽力

 1980年代、浜松市中区海老塚地区で暴力団山口組系「一力一家」の組事務所追放運動の住民側弁護団長を務めるなど、市民を暴力団から守る運動の全国的な先駆けとなった三井義広弁護士が7日、病気のため市内の病院で死去したことが関係者の話で分かった。67歳だった。【福沢光一】

 三井氏は浜松市出身で、80年に弁護士登録。85~88年の同市暴力団組事務所の追放運動で弁護団長を務めたことを皮切りに、97年から日本弁護士連合会(日弁連)の民事介入暴力対策委員になるなど、暴力団から地域住民を守る暴追運動に尽力した。

 一力一家を相手取り、組事務所としての使用差し止めを求め提訴を決めた直後の87年6月20日には、市内の喫茶店で同組員に背中をナイフで刺され重傷を負った。しかし暴力に屈せず、88年、海老塚地区から組事務所を撤去させる住民側勝利の和解が静岡地裁浜松支部で成立した。

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