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余録

「あまい、あまーい」は昔の甘酒売りのかけ声という…

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 「あまい、あまーい」は昔の甘酒売りのかけ声という。今では寒い季節に体を温める飲み物というイメージの甘酒だが、歳時記では夏の季語になっている。江戸時代には主に夏の夜に売られていたからである▲熱いものを盛夏に飲むのがかえって消夏法になると思われたようで、当時の甘酒売りは真ちゅうや鉄の釜で温めながら売り歩いた。夏の商売としてはつらいところもあったようで、「甘酒は照六月も煮(に)商(あきな)い」という川柳が残っている▲さてこちらも夏、それも猛暑日の「煮商い」というべきか。コンビニ大手のローソンやセブン-イレブンが今週の6日から2019年度版おでんの販売を始めたとのニュースに驚いた。今やおでんも夏の季語になりそうな勢いである▲以前からコンビニおでんが8月中旬や下旬から売られているのには気づいていたが、おでんは気温が下がり始めると売れるからだという。それをきのうの立秋を待たずにスタートさせたのは、いち早く客に認知してもらうためらしい▲ただこのニュースを伝えるネットの掲示板を見れば、売れ残りの食品ロスへの批判や、酷暑の中での煮商いへの店員の嘆き声も聞こえてくる。このところ強まるコンビニ商法への厳しいまなざしにもさらされた猛暑日のおでんである▲冬に食べられるアイスクリームと好一対とされ話題になる夏のおでんだ。今さらコンビニに季節感を重ねる場違いは承知のうえで、甘酒を夏の季語にしたご先祖にも夏おでんのありかなしかを聞いてみたい。

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