長崎原爆の日

兄捜せなかった悔い 88歳、閉ざした体験記す

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兄陽雄さんの勤務先周辺を撮影した写真を手に取る三浦さん=長崎市で2019年7月26日、田中韻撮影
兄陽雄さんの勤務先周辺を撮影した写真を手に取る三浦さん=長崎市で2019年7月26日、田中韻撮影

 長崎は9日、米国による原爆投下から74年を迎えた。長崎市の平和公園では平和祈念式典が開かれ、原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうをささげる。田上富久市長は平和宣言で、日本政府に対し核兵器禁止条約の署名・批准を求める他、核兵器廃絶に向けた市民社会の役割の重要性などを訴える。

 長崎市によると、式典には安倍晋三首相のほか、米国、ロシアなどの核保有国を含む66カ国(8日現在)の駐日大使ら、国連から中満泉事務次長が参列する。

 平和公園では8日夜、原爆犠牲者を追悼する「平和の灯(ともしび)」があり、市民が手作りしたキャンドル約3000個の光が「平和の泉」を包んだ。また、世界平和を祈る「光の柱」が夜空に向けて照射された。【今野悠貴】

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