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ノーベル賞・野依さん、大学院教育に「憲法の精神が守られていない」

日本の大学院教育について「憲法の精神が全く守られていない」と危機感を示した野依良治・科学技術振興機構研究開発戦略センター長=東京都千代田区で2019年7月24日、竹内紀臣撮影

 日本の大学院が不人気だ。大学院(修士課程・博士課程)に通う学生数は2011年の25万759人をピークに減り、最近は23万人台が続く。特に、修士課程から博士課程への進学者が大幅減、博士課程で定員割れが相次いでいる。米国や英国など研究開発費が多い国のうち、日本だけが人口当たりの博士号取得者が減る傾向にあるとの調査結果も明らかになった。若者にとって研究者が魅力的な進路ではなくなっているといえる。

 さらに、日本発の論文の数や質の低下が深刻になっており、「科学技術創造立国」を掲げる日本にとって、かなりお寒い状況だ。これに、ノーベル化学賞受賞者である野依良治・科学技術振興機構研究開発戦略センター長が危機感を募らせている。毎日新聞のインタビューで、野依さんは「大学院生の処遇に関して、まったく憲法の精神が守られていない。全国で問題となっている大学病院の無給医と同じように人権問題としてとらえるべきだ…

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