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楽庫・ライブ

由紀さおり 50年にして新たな潮目

 <楽庫(らっこ)>

 1969年は、その前後を生きていた人間には強い印象を残した年であった。ベトナム戦争反戦運動、月面着陸、大学紛争……。時代の潮目のような年であった。日本の芸能界でも歌謡曲の爛熟(らんじゅく)が際立った。由紀さおりの歌う「夜明けのスキャット」がそれを象徴する。ヒットに恵まれなかった由紀は結婚を期に引退する予定の時期であった。この曲もラジオ番組の主題曲だった。だが、皮肉にも由紀のヒット歌手人生はここから始まった。まさに“潮目”である。このコンサートは「感謝」とタイトルされた50周年コンサートである。

 ステージの美術も楽団の編成もシンプルでミニマル。“周年記念”っぽいぜいたくな設(しつら)えはおよそ無い。それが逆に由紀の本気度を予感させる。

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