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無言の語り部

北九州の戦争遺跡 小倉・防空監視哨 街中に残る、空睨む目 当時最高層の百貨店屋上に /福岡

 商業ビル、飲食店などが密集する繁華街、小倉北区魚町。その一角にある「ワシントンビル」屋上に、厚さ十数センチのコンクリートで造られた構造物がある。西日本最大の兵器工場だった陸軍小倉造兵廠(しょう)を抱える「軍都」で敵機襲来をいち早く察知するために設けられ、日夜、空を睨(にら)んだ見張り所「防空監視哨(しょう)」だ。終戦と共に役目を終え、存在すら忘れられていたが、戦後も街の移り変わりを見守ってきた。【津島史人】

 市史などによると、同ビルはかつて、呉服店を母体に1920(大正9)年に創業された老舗デパート「かねやす百貨店」だった。当初は木造4階建てだったが、36(昭和11)年にコンクリート造りの7階建てビルに改築された。当時、小倉でも最も高い建築物の一つだった。

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