メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • 政治プレミア
  • 経済プレミア
  • 医療プレミア
  • トクトクプレミア
アートの地平から

美術を通じた学び=住友文彦

「アリスの広場」と滝沢達史さんが実施する「ゆったりアーツ」における作品鑑賞=アーツ前橋で2019年、滝沢さん提供

 子どもから大人まで、美術を通じた学びへの期待を耳にする機会が増えている。本当はいよいよ来たかと喜びたいが、まるで競争を生き残るための新しい武器のように語られているのは気になる。

 私の知人に高校時代、教師と一対一でずっと陶器を作っていたイギリス人の作家がいる。彼は言葉の表現力も、化学や物理も、地域の歴史も、すべて土をこねて焼く行為を通して学んだと言う。毎日同じことの繰り返しで高校生には退屈だったと苦笑するが、じっくりと時間をかけて自分の力で学んだことの確かさが今の彼を支えているのは間違いない。何が大事で、重要なものなのか。それを自分で実感するのがアートの優れた特徴だ。これを実践するには時間もかかるし、それぞれの個性の違いが何よりも優先される。

 時間も限られ大勢が一緒に学ぶ学校では大事なことは決まっていて、皆で同じことをする。そうすると教師と…

この記事は有料記事です。

残り649文字(全文1024文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. やじ相手に3歳長男を投げつけ容疑 阪神ファン書類送検

  2. 韓国の見切りに日本「まさか」「困るのは…」 GSOMIA破棄

  3. ことば 軍事情報包括保護協定(GSOMIA)

  4. 「反日は一部」「少し感情的」日韓市民、一層の関係悪化を懸念 GSOMIA破棄に

  5. 米政府、異例の「失望」声明 韓国GSOMIA破棄に改善促す

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです