連載

北陸・夏の自由研究

夏真っ盛り。連日の猛暑に休日の外出もおっくうになりがちですが、そんな時にこそ普段は見過ごしがちな地元の文化や自然を体験してみるのはいかがでしょうか。北陸3県の記者が、大人の好奇心も満たすおすすめの「夏の自由研究」を紹介します。

連載一覧

北陸・夏の自由研究

/1 七尾 坐禅体験 何も考えぬぜいたく

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
浜田弘康副住職から警策で肩をたたいてもらう岩壁峻記者=石川県七尾市和倉町の青林寺で、山本忠司さん撮影
浜田弘康副住職から警策で肩をたたいてもらう岩壁峻記者=石川県七尾市和倉町の青林寺で、山本忠司さん撮影

 夏真っ盛り。連日の猛暑に休日の外出もおっくうになりがちですが、そんな時にこそ普段は見過ごしがちな地元の文化や自然を体験してみるのはいかがでしょうか。北陸3県の記者が、大人の好奇心も満たすおすすめの「夏の自由研究」を紹介します。

 北陸屈指の温泉街、七尾市和倉町には日常の喧騒(けんそう)をつかの間忘れられるスポットがある。それが、曹洞宗青林(せいりん)寺での坐禅(ざぜん)体験だ。寺は国登録有形文化財の客殿から見える新緑などの景色が人気を集めている。

 午前9時で気温30度超を観測した、今月2日。千葉県松戸市から旅行に来た会社員、山本忠司さん(46)一家に同行させてもらった。浜田弘康(こうこう)副住職の招きで本堂へ。本尊の薬師如来が鎮座する荘厳な雰囲気に、山本さんたちの表情も引き締まる。浜田副住職がまず唱えたのは、「只管打坐(しかんたざ)」という言葉だ。「『おなかがすいた』『暑い』とか、いろんな思いを捨ててください」。浜田副住職の明るい語り口が…

この記事は有料記事です。

残り717文字(全文1142文字)

あわせて読みたい

注目の特集