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無言の語り部

北九州の戦争遺跡 小倉造兵廠跡 軍都の名残ひっそりと 「西日本最大」工場、住宅・公園に /福岡

小倉造兵敞の記憶を伝える給水塔のレプリカ(手前)。奥は、監視敞の一部=小倉北区の大手町公園で、津島史人撮影

 小倉中心部の紫川西側、北は市役所南端、西は地裁小倉支部、南は大手町公園付近まで、太平洋戦争中は旧陸軍で西日本最大の兵器工場・小倉造兵廠(しょう)があった。面積はヤフオクドーム約8個分にあたる58・3ヘクタール。20年ほど前まで小銃・機関銃の銃身工場建屋、高さ14メートルの巨大給水塔などが残っていたが、ほとんどが姿を消した。“軍都”の名残は、復元・移築された給水塔のレプリカや移築された防空監視哨が置かれる大手町公園で、わずかにたどることができる。

 「給水塔は、向こう側の小高い土手の上。近くに戦車の試射場がありました」。炎天下の7月末、大手町公園の一隅から「北九州平和資料館をつくる会」事務局長、小野逸郎さん(84)が東側を指さした。給水塔のレプリカは1995年に解体された実物の6分の1で高さ2メートルほど。「戦争の記憶を語り継ぎ、平和のシンボルに」と市民有志の運動で2001年に復元された。

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