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佐藤優・評 『ゴルバチョフ その人生と時代 上・下』=ウィリアム・トーブマン著、松島芳彦・訳

 (白水社・上5076円、下5184円)

理想主義の再評価が必要な時

 内政、外交の両面におけるペレストロイカ(改革)路線を推進したことで東西冷戦を終結させたが、ソ連崩壊を阻止できなかったソ連最後の最高指導者(大統領兼共産党書記長)をつとめたミハイル・ゴルバチョフ(1931年生まれ)に関する優れた評伝だ。訳者の松島芳彦元共同通信モスクワ支局長は、英語とロシア語に堪能で、ロシア事情にも通じている。訳文も正確で読みやすい。

 ゴルバチョフが類(たぐ)い稀(まれ)な理想主義者であったことは、INF(中距離核戦力)全廃条約を米…

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