慰安婦問題の「不自由」な象徴に 「平和の少女像」が攻撃される理由

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国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」に展示されていた「平和の少女像」=名古屋市東区の愛知芸術文化センターで2019年7月31日、大西岳彦撮影
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」に展示されていた「平和の少女像」=名古屋市東区の愛知芸術文化センターで2019年7月31日、大西岳彦撮影

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止された問題。引き金を引いたのは、従軍慰安婦をテーマとする「平和の少女像」だった。それは、慰安婦問題を巡る表現や研究が「不自由」になっている現状の象徴でもある。なぜ慰安婦問題を取り上げることが激しい反発を招くのか、背景を探った。【中川聡子、塩田彩/統合デジタル取材センター】

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