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慰安婦問題の「不自由」な象徴に 「平和の少女像」が攻撃される理由

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」に展示されていた「平和の少女像」=名古屋市東区の愛知芸術文化センターで2019年7月31日、大西岳彦撮影

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止された問題。引き金を引いたのは、従軍慰安婦をテーマとする「平和の少女像」だった。それは、慰安婦問題を巡る表現や研究が「不自由」になっている現状の象徴でもある。なぜ慰安婦問題を取り上げることが激しい反発を招くのか、背景を探った。【中川聡子、塩田彩/統合デジタル取材センター】

 問題となったのは、高さ1.36メートルの「平和の少女像」。韓国の彫刻家、金曙炅(キム・ソギョン)さんと、夫の金運成(キム・ウンソン)さんが制作した。韓国・ソウルの日本大使館前に置かれているブロンズ像の制作過程で使われた強化プラスチックの原型に、アクリル絵の具で色をつけたものだ。

 ブロンズ像は2011年、元慰安婦らが慰安婦問題の解決を訴えるために続けてきた集会の1000回目を記念して、集会主催者が基金を募って金夫妻が制作した。

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