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手帳取得できない被爆者たち 差別を恐れ親届けず 「証言重視して」と支援者

原爆投下後に捜しに行った兄らの遺影を背に、入市被爆が認められない苦しみを語る松田宗伍さん=長崎市で2019年6月4日午後0時32分、樋口岳大撮影

 親たちが被爆者健康手帳を取得する際の書類に子供の被爆を書かなかったことで、原爆投下から74年たった今も手帳を取得できない人たちがいる。背景に子供への差別を恐れた親心があることを踏まえ、支援者は「行政はそうした事情も考慮し、申請者本人の証言を重視して手帳を交付すべきだ」と指摘する。

 「なぜ認めてくれないのか」。長崎市の松田宗伍さん(85)は、長崎市の三菱重工長崎兵器製作所大橋工場で勤務中に被爆死した兄(当時19歳)の遺影を見ながら唇をかんだ。

 1945年8月9日の原爆投下後、父は連日、兄を捜しに行ったが見つからなかった。16日早朝、松田さん…

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