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日航ジャンボ機墜落事故34年 祈り込め灯籠流し 空の安全、亡き人へ 上野・神流川 /群馬

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御巣鷹の尾根のふもとを流れる神流川に灯籠を流す人たち=群馬県上野村で午後7時2分、滝川大貴撮影
御巣鷹の尾根のふもとを流れる神流川に灯籠を流す人たち=群馬県上野村で午後7時2分、滝川大貴撮影

 520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故現場のふもとを流れる上野村の神流川で11日夕、灯籠(とうろう)流しがあった。空の安全や亡き人への思いを込めた灯籠が川面を照らした。

 父の村上良平さん(当時43歳)を亡くした札幌市の小学校教員、折田みきさん(47)は夫ら親族6人で訪れた。父は揺れる機体の中で、封筒に「みんな元気でくらして下さい。さようなら」との遺書を残した。だから、灯籠には「みんな元気でがんばっています」と書き入れた。「父が残してくれたメッセージに答えたい」

 東京都大田区の会社員、美谷島真さん(47)は小学3年だった弟の健さん(当時9歳)が犠牲になった。「事故は忘れた時に起きる。事故を風化させず、520人の命を無駄にしない」と手に持つ灯籠に祈りを込めた。

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