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Dr.北村が語る現代思春期

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「一寸先は闇」の出産

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 個人的な話で恐縮です。僕の末娘が臨月になり、今か今かと孫の誕生を待ちわびていたところ、「陣痛が始まったので今から入院します」と連絡が入りました。夜中の2時くらいだったでしょうか。その直後、突然僕の携帯が鳴り……。同じ産婦人科仲間でもある主治医からでした。「心音がとれないのです。残念ですがIUFD(子宮内胎児死亡)のようです。力及ばず申し訳ありませんでした」。誰が悪いわけでもありません。陣痛の始まった娘が病院に到着し、主治医が診察を始めるも心音が聞こえない。これは大変だ、となったわけです。

 IUFD。まさか僕の家族が直面するなど想像もできませんでした。改めて統計を調べてみると妊娠10カ月に最も多く、次いで妊娠5~6カ月となっています。原因は妊婦、胎盤、さい帯因子に分類され、当日の分娩(ぶんべん)に立ち会った印象からはさい帯が原因ではないかとの結論に達しました。血圧が高かったわけでも糖尿病だったわけでも子に奇形があったわけでもなく、残念ながら突然の出来事と言わざるを得ません。

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