特集

第79期名人戦

現在棋界最多の3冠を誇る渡辺明名人に挑むのは誰か?第79期名人戦と順位戦を特集します。

特集一覧

将棋

第78期名人戦A級順位戦 三浦弘行九段-羽生善治九段 第7局の5

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

第2ラウンド

 羽生が竜を追い返す。午後10時を過ぎ、羽生が残り1時間を切った。現状は角得で、局面を収めれば駒得が生きる。「自信ないなぁ」と三浦。難解な終盤の入り口だ。[先]6四桂~[先]5六桂とおかわりし、次に[先]6四桂の王手金取りを見せる。

 [後]4二玉の一手とみられていたが、羽生は[後]3七歩と叩(たた)く。いよいよ反撃の始まりか。[先]同銀に[後]2七角と打ち、[先]5八金[後]7三桂[先]3五竜[後]4五角引成が控室の検討。[後]2七角を入れた効果で、[先]3五竜に竜取りの先手で切り返せるのが大きく有力と見られていた。しかし羽生は叩きを入れてから[後]4二玉。予定変更のような手順だ。

 戻って[先]3七同銀では[先]6四桂が盤側からの指摘。[後]4二玉[先]7二桂成に(1)[後]3八歩成は[先]7一成桂[後]4九と[先]4五銀(2)[後]同飛は[先]8三竜で「有力でした」と三浦。眼鏡をかけて盤を見下ろす。残り1時間を切り、早見表が出された。お盆の上に畳まれた冷却シートがちらりと見える。

この記事は有料記事です。

残り394文字(全文847文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

【第79期名人戦】

時系列で見る

次に読みたい

関連する特集・連載など

あわせて読みたい

注目の特集