太平洋戦争でマレー半島に送られた水戸市の河原井卓さん(105)は、70歳を過ぎてから戦争体験を伝え始め、4冊目の著書を今年、自費出版した。今も脳裏から離れないのは、戦地で赤痢にかかり、食料も薬もない中で逝った友人の「君の恩は死んでも忘れないよ」という看病への感謝の言葉。河原井さんは「人が獣のように殺し合い、惨めに死んでいくのが戦争。二度と繰り返してはいけない」と訴える。【田倉直彦】
水戸で農業をしていた河原井さんは、1941年9月、補充兵として召集された。22歳の妻を置いての出征。配属は陸軍の「陸上勤務第74中隊」で、ベトナムやカンボジアなどを経てマレー半島に上陸し、物資輸送に当たった。
この記事は有料記事です。
残り878文字(全文1176文字)
毎時01分更新

新型コロナウイルスの感染拡大で、東京オリンピック・パラリン…

メディア系労働組合でつくる日本マスコミ文化情報労組会議(M…

「#エア美術館」「#おうちで浮世絵」「#自宅でミュージアム…