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中国「インドの一方的な行動」 カシミール情勢で懸念表明 中印外相会談

カシミール地方

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 中国の王毅国務委員兼外相は12日、インドのジャイシャンカル外相と北京で会談した。中国も一部地域を実効支配するカシミール情勢について、王氏はインドの行動を「現状を変更し、緊張を高める一方的な行動」と批判し、中国側に「いかなる影響も及ぼさない」と主張。深まるインドとパキスタンの対立については「平和的な解決」を促した。

 インドが今月5日、北部ジャム・カシミール州の自治権を剥奪し、領有権を争うパキスタンと中国が即座に反発した後、中印外相が会談するのは初めて。

 中国外務省によると、王氏は会談で「インドの行動は中国の主権と権益への挑戦」として「重大な懸念」を表明。中国の領土主権や実効支配を巡る「現状を変更できない」とインド側にくぎを刺した。

 一方、インドメディアによると、ジャイシャンカル氏は自治権の剥奪は「内政問題」との従来の立場を強調。さらに▽新たな領有権の主張ではない▽印パの停戦ラインを変更していない▽印中の現状の実効支配線を変えていない――として、現状変更に当たらないとの主張を展開した。また国境問題に関しては今後も解決に向けて協議を続ける考えを示した。

 領有権を巡る双方の主張が食い違う一方で、王氏は「(中印の)協力は両国の長期的な利益に合致する」とも指摘し、双方は中印関係の安定した発展で一致した。中国は米中摩擦や香港の抗議デモなどの難題を抱えており、インドとの決定的な対立は避けたい意向もあるとみられる。

 カシミール情勢を巡っては、中国と関係の深いパキスタンのクレシ外相も9日、北京を緊急訪問して王氏と会談。両国はカシミール情勢で互いの主張を支持する立場を確認していた。【北京・河津啓介、バンコク松井聡】

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