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デモ隊座り込み再開 警察と衝突で負傷者か 香港国際空港、出発便が運航停止に

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香港国際空港の出発ロビーで座り込むデモ隊=13日、AP

香港の「逃亡犯条例」改正問題を巡る若者らの抗議活動の影響で、香港国際空港は13日も混乱が続いた。警察によるデモ隊の強制排除などに抗議する市民ら数千人が空港内で座り込んだため、空港は同日夕刻、出発全便の運航中止を発表。同日深夜、空港内に入った警官隊とデモ隊の一部が衝突した。市民の一部に拘束者と負傷者が出た模様だ。

 空港では到着便の運航は続いたものの、13日深夜の時点で出発便再開のめどは立っていない。若者らは香港政府の前向きな対応がない限り、空港での抗議行動を続ける意思を示しており、国際金融都市・香港にとって不可欠な空運の混乱は当面続く可能性がある。アジア有数のハブ空港が機能不全になったことで、中国政府は抗議行動への批判を強めている。

 海外からの多数の旅客が利用する国際空港での抗議活動は、広く世界に主張をアピールする狙いと、治安当局側が強硬手段に出にくい安全面の双方を勘案したとみられる。

 ただ、中国は空港での混乱長期化への警戒を強めている。香港と隣り合う広東省深圳では暴動の鎮圧を担う武装警察部隊が展開しており、これは香港の若者らに対する「強い警告」だとする見方が中国では出ている。今後、強制排除に踏み切る可能性もある。

 空港で抗議活動を続ける若者らの一部は、疲れ切った利用客に水やピザを配って回っていた。中には「迷惑をかけて申し訳ありません」と頭を下げる女性も。若者の多くは取材に「迷惑をかけているのは十分理解しているし、警察はもちろん怖い。でも、訴えを実現するために自分たちにできる方法が他にない」と語った。

 香港国際空港では、数千人の若者らが空港ロビーを占拠したため、12日午後から全便の運航を中止。日本に向かう便を含む約230便が欠航した。13日朝には空港業務が再開されたが、運航時刻の再調整のため、370便以上が欠航する見通しとなった。羽田や成田、関西空港発着便も含まれる。【香港・工藤哲】

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