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元祖イケメンスイマー「かっちゃん」高石勝男の素顔 秘蔵写真でたどる波乱万丈の人生

1926(大正15)年の豪州遠征に参加した高石勝男(奥山聡子さん提供)

 NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で斎藤工が演じる「かっちゃん」こと高石勝男。若い女性の熱い視線を集め、街を歩けば誰もが振り返る人気者だったという。ファッションリーダーでもあったイケメンスイマーだが、その素顔とは――。高石の家族や関係者から提供された300枚超の秘蔵写真を繰りながら、波乱万丈の水泳人生をたどった。【砂間裕之】

 かっちゃんが選手として活躍したのは、大正から昭和初期にかけて。関東大震災や世界恐慌、満州事変など災害や戦争が相次ぎ、暗雲たれこめる時代だった。そんな時代に希望の明かりとなったのが、かっちゃんである。

 パリ、アムステルダム、ロサンゼルスの三つの五輪に連続出場し、アムステルダムではメダル二つを獲得。一躍スターの座に上り詰めた。アムステルダム五輪代表の米山弘は、後にこんなエピソードをつづった。

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