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北海道ダークツーリズム紀行

/上 芦別・炭鉱遺構 繁栄の裏、戦時増産の悲劇 朝鮮人や中国人に多くの死者 /北海道

炭山川橋から望む旧三井芦別鉄道炭山川橋梁。炭鉱の繁栄をしのぶ遺構だが、労働者を基礎部分に投入する「人柱」があったとの証言も残る=北海道芦別市で

 戦争や災害、差別など悲しみの記憶を持つ土地を巡り、現地で近現代社会について考える旅「ダークツーリズム」が全国的に知られつつある。戦争体験者が高齢化するなど直接の証言者が減る中、記録や遺構など、もの言わぬ痕跡からどうすれば教訓を得ることができるのか。道内の戦跡3地域を巡った。【山下智恵】

 道央道滝川インターから車で約40分、国道452号の炭山川橋からは、芦別川にかかる旧三井芦別鉄道炭山川橋梁(きょうりょう)が見える。1945年に完成した石炭専用鉄道の鉄橋で国有形文化財だ。ディーゼル機関車が展示され、今にも動き出しそうな景観は炭鉱で栄えた芦別市の往時をしのぶシンボルだ。

 炭山川橋を挟んだ反対側、木々が生い茂る川縁の地区に、戦時中、強制連行され炭鉱労働に従事した中国人たちの宿舎があった。

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